ぬき!!・宮崎サーフトリップ(3)


第2章:宮崎な夜

2008年7月20日(日)晴れ

つづき


午前11時、暑い暑い。
冷たいビールを2本戴いたが、あっという間に汗で抜けてしまう。
それから、第2ラウンド。

3時過ぎに遅い昼食。シラフだったが一応飲んでない方に運転をお願いした。
場所はマミさん紹介の青島にある食堂。
全員迷わずチキン南蛮!!
とってもジューシー。自分は今日、初の御飯だったので余計に美味しかった。
20数年前に初めてきた時にショップでチキン南蛮の弁当を御馳走になった。
その時は、空揚げにタルタルをのせてあるなんて!!ってビックリしたのを覚えている。
工夫され、あの頃よりさらにおいしくなっている。
ちなみに御飯については、ふー様にお任せなので写真はありません。

夕方、ホテルにチェックイン。車を駐車場へ。
立体駐車場のおじさんは標準語なのだが、言葉が分かりづらくハイテンションだ。
良く聞けば、潮の流れが強い時には、こうしろと教えてくれていたみたい。
「はい、ありがとうございます。自分も長年海に携わっていますから大丈夫です。」と答えておいた。
(俺、島育ちだって!)
ちなみに次の日の朝は違う管理人だったけど、夕方、またそのおじさんが番をしていた。
またしても、何を言っているのか分からなかったので適当に答えておいた。
実におもしろおじさんである。

ホテルは市街のビジネスホテル。いつもは、温泉宿かリゾート。
始めて町中に泊まった。しかもビジネスホテル。
今回の旅費は3泊朝食付き、往復チケットで41,800円。
しかも、様々な特産品があっておいしいし・・・。新島は厳しい現実にさらされています。

遅い昼食だったので夜8時に待ち合わせ。
まっちゃん達がマミさんに紹介された店に行く予定だったが、たまたまお休み。
適当な店に入ろうとまっちゃんがあちこち覗く。
そのうち「天下鶏」という小奇麗だけどローカルぽっい店を見つけて覗いた。
まっちゃんは入り口のドアを開けたと思った瞬間に閉めた。
「????どうしたのまっちゃん!?」
「yojibayさんお願いします!」「恐そうな人がいたんで・・・」

店に入ると、恐そうなお姉様がカウンターに、そして恐そうなマスターがカウンターに。
「6名ですが入れますか!?」って聞くとやさしいマスターの声で「はい、どうぞ!」って。
さっそくユウジくんが食べたかったもも焼きを注文。
ユウジくんは宮崎初めて。奥様に無理を言ってきた。自分もそう。
せっかく来たのでたっぷりと波乗りして、おいしい食べ物、焼酎を堪能してもらいたい。
「ユウジくん、俺達飲むし面倒だからボトルね!?」
それから何本空けたか覚えていない。



(元総長。今回、結構波に乗ってました。)

宮崎に通う理由2。
宮崎県人の暖かさにつきる。
サーファーは勿論だが多くの人が笑顔を絶やさず、やさしい言葉を投げかけてくれる。

まっちゃんが「あのマスター、サーファーすっよね!?」
自分「うっそー違うよ(笑)」
結局、まっちゃんの予想どおりサーファーだった。
マスターは俺達に気を使ってくれ波乗りのDVDを流してくれ、それにはマミさんや陽子ちゃんが映っていた。
たちまちマスターと打ち解け、波乗りの話で盛り上がった。
聞いてみると、宮崎の知人と共通な仲間であり、”やっぱりせまいね”って思った。
マスターの名前は齋藤さん。とても素晴らしいサーファーだ。
次の日も俺達は通うのだが、最終日の夜には1人でお別れの挨拶に行ってきた。
いつもそうだが、こうやって、つながってくなーと、しみじみ思った。

遅くなったので、まっちゃん&ふーちゃんは一足先に帰ったけど、ユウジくん、Junjun、宮城くんと飲み続けた。
それで、宮城くんがおめでたい話をしてくれた。



おめでとう宮城くん。(あとはご本人に聞いて下さい)

俺達は、それから「天下鶏」を出て、”宮崎な夜”に消えて行った。

つづく




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