ぬき!!・宮崎サーフトリップ(4)


第3章:やっぱり出会い旅かな!?

2008年7月21日(月)晴れ

今朝はダウンアンダーすることに。
まっちゃん達のホテルへ向かい合流。
それから、昨日大会が終了したのでフリーになったマミさんをピックアップ。
ちょっと二日酔いかも。7ー11でジュースとウイダーゼリーを購入。ザ・10秒チャージ。
波乗り前には食えない(泣)それからしばしのドライブ。
新しい道路ができて便利になった。堀切峠について皆で記念写真。



(何となく撮ったけど決まってます。)

途中、大浦は膝くらい。うねりの向きが合わない。その先のグーフィーポイントは腰以上あった。
梅ガ浜まで下ったが、サイズはセットで胸くらい。
まずまずだったが、結局一ツ葉方面に戻ることにした。



周囲はたんぼ。ゆったりと時間が流れる空間をひた走る。
舗装されていない海岸通り、デコボコ道をゆっくりと北へ。
マミさんの案内で、着いたところは、パブリックというポイント。
昨日、「天下鶏」の齋藤さんが教えてくれた場所だった。
堤防がいくつも延び、その堤防の先端は両サイドに波がブレイクしていた。



こっちのポイントは長〜く乗れる。新島では味わえない。
久しぶりにメイキングウェーブを堪能する。
潮が引いて来たので、昼食に向かった。
今日は巨人軍の長島茂雄さんで有名になった「釜あげうどん」を食べに「忠太郎茶屋」へ。



(写真はネットから拝借)

ここでも出会いがあった。
ここの息子さんの「忠太郎くん」(ホントの名前)はウイリバード仲間。
大学時代に来た時に、よく波乗りをした。
今は家業を継いでいるはず。
店員のおばちゃんに「おねえさん!」何〜てヨイショしながら忠太郎くんのことを聞いてみた。
すると店の奥に入っていき忠太郎社長を呼んできてくれた。
実に20数年ぶりの感動の再会。

俺は確実に太ったが、彼はあまり変わっていなかった。
ただ、昔、ビーサンだった足下を見ると長靴を履いていた。
忙しいので(めちゃくちゃ混んでいた)お互い簡単に挨拶をすませた。
そして俺は1人だけビールを注文した。
注文した釜あげうどんの大盛りがくるまで、昔を思い出しチビチビと飲んだ。

うどんが登場!!!!
釜でゆでたうどんを、薬味を混ぜた特製のタレにつけていただくというシンプルなもの。
だから麺が命!勿論、うどんは手打ち。
ここの麺はすばらしくうまい!絶対お薦めです。
帰る時に忠太郎くんが見送りに来てくれて、お互いを懐かしみながら話ができた。
「あ〜いろんな人と出会うな〜。」



ユウジくんの運転で出会いついでに寄り道。
お世話になったウイリーバードへ。
オーナーの大竹(弟)さんが可愛い犬を連れて店の中にいた。
入るなり、「低気圧ができたから週末は波あがるよ!」って(笑)
くわ〜週末までいられないっすよ(泣)
ところで大竹さんは2人兄弟。兄がいて自分はお兄ちゃんにお世話になった。

当時、お兄ちゃんは東京でショップを開いていた。
出合いは多分小学校の頃だったと思う。お兄ちゃんはよく民宿ヨジベーに来ていた。
高校生になった時に初めて板をいただいた。172cmのシングルフィンで6本のコンケーブ入り。
デッキは超ハデだった。
それでレールの使い方なんかを学んだ覚えがある。
トライになったのは高校3年の時、新島でトライを持ち込んだのは一番先か2番だったと思う。
その板は162cm。超短か!!

大竹兄弟には逸話がいっぱい。
宮崎にまだサーフショップがない頃、2人で住み着いた。
当時はヤ●ザがいっぱいいたらしく、店を出す時もめたらしい。
大竹(弟)さんから聞いたけど、何十人を2人で相手にして、やつっけちゃったって(汗)
お兄ちゃんのそういうところは、目の前で何回も見ているので間違いないと思ったよ。

そんな感じで、昔の宮崎はウイリーバードの板しかなかった。
だから、宮崎のローカルで大竹兄弟を知らない人はいない。
あとからローカルの方に聞いたけど、今は地域(ポイント)に個性があり、宮崎として今イチまとまりにかけるらしい。
そんな中、大竹兄弟はで〜んと構えている。
「小せえ事にこだわるなよ」って感じで、今は相談役だ。

つづく




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