ぬき!!・宮崎サーフトリップ(5)


第4章:広がる輪

2008年7月21日(月)晴れ

つづき
第2ラウンドは木崎浜へ。今日は曽山寺カップを開催中。
連休最後で俺にとっては混んでいるけど、湘南チームは「少ね〜」って(笑)
大会が行われている左側で入るが、それでも、ほぼ貸切り状態。
サイズは膝ちょっと。苦労しながらインサイドまでつなぐ。かなり乗れた。
疲れはしないけど、いい感じになったので上がった。



(写真はふー様からいただいた初日の写真。皆より黒いです。)

海から上がったら年輩のローカルの人に声をかけられた。
ローカル「うまいですね〜、どこから来たんですか?」
俺「新島です。」
ローカル「そうですか。あれだけ乗れるローカルだったら知らないはずはないと思ったんで。」
俺「ありがとうございます。」

ローカル「いや本当にうまかったです、”その体(腹)で”」って。

皆、日にやられているので早めにホテルへ。
湯舟にお湯をためて無理して入る。こうすると、ぐっすり眠れる。
今日こそマミさんご推薦の「野武士」へ行く予定。でも、みんな疲れていて集合時間8時だって。
俺は待切れずマミさんに電話。
「マミさん何してるんですか?」「えっ野球中継!?」「何チャンですか?」
「2チャン」「こっちは映りませんよ(泣)」「巨人勝ってます?」「ようし!」
「マミさん早いけど飲みに行きましょうよ!」「2人とも皆と同じペースじゃ酔わないし」
てな感じで、早めに待ち合わせ。

マミさんが連れて行ってくれたのは、やはりサーファー仲間の店。
名前は本格炭火焼「墨亭丸岡」。
入るなり地元の女の子達で溢れかえっていた。
生ビールのあとマミさんお薦め焼酎をいただく。
そして今回の絶品料理「カツオのたたき料理」に遭遇。
カツオに野菜やらココナッツのようなものやらが入っていた。
説明できないけど最高においしかった。ふーちゃんゴメンナサイ。

それからマスターとお話を。
何となく見覚えがあった。
そのはず、何とマスターは自分が湘南にいたころよく通っていた「マカイ」というショップの店長をしていた人だった。
当然、共通の知人がいっぱい。高津佐(プロ)や赤沢くん、松尾(プロ)くん達だ。
また、マミさんのおかげで再会した。
「類は友を呼ぶ」というが、同じ価値観を持った人間同志、集まってくる。
そのような意味でマミさんの友だちの端くれに加えてもらっていることに感謝だ。

マスターと話が盛りあがったけど、時間になったので外にでる。
結局、ご推薦の「野武士」は今日も休みで「天下鶏」へ。
ここで、また新たな人と合流。茨木から大会に参加した「田所竜二さん」だ。
むきむきのボディビルダー。波乗りは全日本で優勝したほどの腕前。
謙虚でナイスガイ。高校の先生をしているそうだ。
どんどん広がる人の輪。感謝、感謝。



(田所さんと)

湘南チームはラストナイト。マスターも一緒になって盛り上がる。

Junjunは空中浮遊しそうだ。
彼は自分がクゲヌマに行くと、いつも最後までつきあってくれる。
そんなJunJunも、とっても奥さんを大切にしている。(俺、反省)
だから、理解があるのだと思う。
実は彼はプロのテストドライバーだ。宮崎でも運転技術はピカ一だ。
それとは対照的にまっちゃんの運転は恐かったよ。

カウンターに女の子が2人いたので、そのまっちゃんに声をかけてもらい合流。
さらに白熱した。
まっちゃんは地元クゲヌマで鍛えているだけあって、人が多くても、どんどん波に乗る。
多分、俺の倍以上は乗っていた。
去年は皆から”フラットの男”として、かなり白い目で見られていたが、今回は何とか返上した。
宮崎に到着後、波がブレイクしていたのを見てホっとしたまっちゃんの笑顔が印象的だった。

まだまだ盛り上がっていたけど、俺はカウンターに移動してマスターと宮崎について語り合った。

あ〜今日も酔っぱらいました。お休みなさい。

つづく




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